出来ることに注目!
ピアノは上達が難しい楽器です。
習い始めて1年2年の頃は出来ないことはたくさんあります。
やっと両手奏の練習が楽になってきたかな、と思ったのもつかの間、
右手と左手のバランスが良くない、
右手のメロディーの強弱が上手く付けられない、
左手の音の粒がそろわない、 などなど、
より良い演奏にするには課題はたくさんあります。
でも、出来ることに注目して、出来ることを子供たちがしっかり認識すると、出来なかった部分にも良い変化が見えてきます♪
「右手と左手のバランスはまだ時々乱れるけれど、指番号をいつも正しく見れているので指の動きに無駄がないよ!
その調子でゆっくり練習してみよう。」
「右手のメロディーの強弱があまりついてないけれど、一度左手でやってみよう。
うん、左手が得意だね、右手もそれのマネをしてみる感じで弾いてみよう!」
「左手の音の粒がそろわない時があるね。 リズムを付けて弾いてみよう。
とっても良いリズムだね。いつも正しいリズムで演奏するのが得意だね。」
生徒さんも自分の強みを知ること、しっかり認識することで、いつもその強みを生かして演奏してくれます。
そして、そこから苦手な部分も生徒は工夫しようとしてくれます。
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