音を切らずに弾く
両手奏のところで、左手につられたりせずメロディーをつなげて弾く、という練習がありました。
ですが、そもそも初心者のほとんどは、ピアノ弾くときに音が切れてしまうものなんです。
「繋げて弾く」というのは、レガートで演奏するということです。
レガート演奏とは、前後の音を切らずにスムーズに、なめらかに弾くという意味です。
「次の音を弾くまで最初の音の指ははなさないでね、次の音を弾いたときに指を離してね」と説明するのですが、
私はその前に教室内を歩く姿を生徒さんたちに見てもらいます。
これはリトミックを勉強した時に学んだことなのですが、
自然に歩くと右足と左足の両方が地面(床)についている瞬間があるんです。
自然に歩いた後に、右足を離してから左足を出す、という歩き方をすると、子供たちは笑います、変な歩き方だと。
レガート以外の奏法もありますが、自然に弾く時は前後の音が切れないように、レガートで弾く。
「右足と左足の両方が床についている、重なっている瞬間があるように」
ピアノで弾くよりも歩く姿を見てもらう方が、子供たちにはわかりやすいようです。
その後、ピアノの鍵盤でゆっくりとゆ~~っくりとお手本を見てもらいます。
「次の音を弾くまで最初の音の指ははなさないで、次の音を弾いたときに指を離す」
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