間違いの種類
ピアノを練習している時、もちろん間違ってしまうことはありますよね。
おうちで一生懸命練習してきたのにレッスンで間違ってしまうと、とっても悔しそうにする生徒さんもいます。
初心者でまだ小さい生徒さんだと、間違えていることにも気が付かないこともあるので、
間違えた、ミスしてしまった、という自覚があるというのは、今度は間違えないように弾こう!そのために練習しよう!
という前向きな材料になります。
人間なのでどんなに練習しても、間違ってしまう時はあります。
でもその間違いはどういう間違いなのか?
しっかりと見極めることで正しい練習方法がわかります。
その間違いは、たまたま、今回だけだったのか? いつもはちゃんと弾けるのにミスタッチをしてしまっただけなのか。
もし今回だけだった場合。そういう時もあるので、あまり気にする必要はないと思います。
もし中級者以上であれば、どんな状況で間違ったのかを分析できることもあると思いますが、
今回だけのミスならば、次回、上手く弾けると考えてもいいでしょう。
もちろん、練習を重ねることでミスもぐっと減りますが、特に具体的な対策は要らないでしょう。
さて次です。
いつも同じところで間違ってしまう。
こういうミスはもともと正しく弾けていない可能性が高いです。
譜読みの段階で、ちょっとややこしいな、これであっているかな? と感じているのに、ま、こんな感じかな。。と見切り発車したのではないでしょうか。
こういうミスは取り返すのが大変です!
だって、もともと間違って解釈して練習したのですから、間違える練習をした、と言っても大げさではないんですね。
正しく楽譜を読んでいてもそれを実際に音に出す時(弾く時)に、きっちりと再現できていない場合も正しく修正するのが難しくなります。
その中には、テクニック的に難しくてきちんと弾けないという場合もあります。
こういうミスを無くすには、まず最初からこういう間違いが起こらない練習が大切です。
まず、初見で一通り弾いてみて、ややこしいぞ、と感じたところだけは、超がつくほどゆっくり!じっくり!
楽譜も鍵盤も指もしっかり確認して、間違った動きがないように部分練習をすることです。
この作業は時間がかかりますが、後でこのミスを取り返すのは本当に大変なので、最初にしっかりと
このミスを防ぐ練習をするようにしましょう。
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