失敗の中にも光。
特に小さい子は失敗することを嫌がる子は多いです。
一度失敗すると、「できない! もう弾けない。。」となってしまうこともしばしば。
間違えてももう一度トライすることが大事。
間違っても立ち止まらないことも大切。ということを伝えることも必要です。
そもそもまだピアノを始めて間もない小さい生徒さんは、間違って弾いていることに気が付かないことがほとんどです。
間違えたことに気づいたこと。 それだけでも褒めるに値します。
間違えそうになった時に気づいた時。 弾く前の準備ができ始めているという証拠です。
(ピアノを弾くには、音を鳴らす前の準備がとても重要です。)
そして、小さい子どもたちは間違えるとすぐに一番最初に戻ります。なかなか先へ進みません。
導入期の小さなこどもたちは間違ってしまうことが多いです。
でも、小さな子供たちは間違えることを嫌がります。(指摘されることも嫌がります)
間違ってしまった時の先生の反応がレッスンの進行、子供たちの取り組みに大きく関わってきます。
また、間違って鳴らしてしまった音の響きがとてもきれいな時もあります。
間違って弾いたリズムがかっこよかったり(^^)
全ての経験が糧になるこの時期。可能な限り、失敗を失敗ととらえるだけでなく、
幅広い視野で見守っていきたいと考えています。
もちろん作曲者の意図、「この曲を作った人はこういう風に思ってこの音、このリズムにしたんじゃないかな、
今度は楽譜の通りに弾いてみよう」と提案して、本来の演奏練習も進めます。
そう進めると小さい子たちも自分の失敗に落ち込むことなく取り組んでくれます。
幅広い視点で子供たちを導いていきたいと思います。
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