プリスクール、キンダーさんの家での練習
これくらいの年齢の小さい子供たちは、レッスンでもとても自由です!
私の説明や話はしっかりと聞いてくれますが、やり方は我が道です(笑)
歌詞がついている曲を私も一緒に歌ったら 「先生は歌わないで!」「一人でできる!」と止められたり、
右手と左手、同じように弾いてみようか? と言っても、ある部分は右手、残りは左手、と勝手にアレンジして弾いてみたり(笑)
自分のやりたいようにやります。
彼らの発想力にはいつも驚かされますし、本当にユニークです。
いろんな弾き方、全てが練習になる時期なので、「それも面白いね! そんな弾き方したことないよ!」と
レッスンでも彼らの意見を尊重して進めます。(どうしても無理な時もありますが (笑))
さて、家での練習はどうでしょう?
大好きな曲ほど、彼らのオウンルールで練習しているのではないでしょうか。
そして、きっと家でお母さんのアドバイスはもって聞いてもらえないのではないでしょうか。
だいたいの生徒さんは、先生の言うことには耳を傾けてくれますが、お母さんのアドバイスは聞かないそうです。
お母さんからみて真面目にしっかり取り組んでいるように見えない練習をしていることも多いかと思います。
遊んでいるとしか思えない練習でも、本人は真剣です!
今、ピアノでできること全てをやってみたいのだと思います。
ピアノが好きで真剣に向き合ってくれていることは喜ばしいことですよね。
それらの時期がある方がこれから先の表現力はぐっとついてきます。
音楽をどんな風に弾いてみたいのか、どうしたいのか、という思いをなくしたらとても寂しい演奏になります。
ですからこの時期はまだ効率ばかりを求めず、おうちの人たちにも見守ってもらえたらな、と思います。
もちろん、助けを求めてきた時には助けてあげてくださいね。
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