鍵盤を見ないで弾く
ピアノを弾くうえで、鍵盤や手元を見ながらではなく楽譜を見ながら弾くということが大切です。
これには読譜力と鍵盤感覚を身につけることが必要です。
ピアノを始めたばかりの頃は、鍵盤の配置もまだしっかりと覚えられていなかったり、感覚が身についていませんので、
一音ずつ確かめながら弾いていく、という過程はとても大事です。
しかし、曲が長くなってきて、楽譜を見る、鍵盤を確認して弾き始める、でもすぐには全部覚えられないので、
また楽譜に目を戻すけれど、どこまで進んだかわからない。
手元ばかりみていると楽譜の注意書きなどもよく見落として同じ事を何度もやってしまう。
このように、一生懸命練習しても時間をロスしてしまって、思うような結果にならないということになってしまいます。
鍵盤を見ないで弾くということは、楽譜を見ながら弾く、ということです。
そのためには楽譜を素早く理解できること、読譜力が必要になってきます。
鍵盤感覚を身につけるには、手元を見ないで地道に練習するしかありません。
まずは5音だけの曲で練習を重ねます。
5音のみだと指を鍵盤に準備してそこから動かす必要がないので、そこからスタートです。
その後、音の数が増えてくる、両手奏になる、音と音の感覚が離れてくると難しくなってきますが、
まずは手元を見ながらではなく、楽譜を見ながら弾いていくものだと認識していくことが大切です。
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