鍵盤を見ないで弾く②

前回、鍵盤や手元を見ながらではなく、楽譜を見ながら弾くことが大切だという話をしました。


それでも、音が非常に飛んでいる部分やややこしい部分をかなりのスピードでかなりの弾く時には、

鍵盤を見ないと弾けないということもあります。


鍵盤感覚を身につけた後には、バランスよく弾けることが理想です。

バランスが良いのが理想ですが、やはり人間ですから多少どちらかが得意、また苦手になりますよね。


鍵盤を見て弾く人→暗譜が得意な人。(読譜が苦手なのかも)

楽譜を見て弾く人→読譜が得意な人。(暗譜が苦手なのかも)


人間は脳が楽な方を気づかない間に選んでいるのですね。


アメリカ、英語圏で生活する子供たちの言葉の問題と同じですよね。

英語と日本語どちらもバランスよく出来るようになってほしいと思いますが、その子の脳の楽な方の言語を話してしまいますよね。


楽譜をしっかり見ながら弾ける時期、手元に目が行ってしまう時期、

その時の楽譜の難度やその子の進度により、楽な方は変化すると思います。


どちらかに大きく偏っていなければ、バランスを保てていれば、どちらのタイプでもいいのではないでしょうか。

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