ピアノが弾けるってすごいこと!
ピアノが好きだけど練習があまり好きではない。。
ホントにこの子はピアノが好きなのかしら?と保護者の方からすると疑問に思うこともあると思います。
私も子供の頃、練習が好きではありませんでした。
譜読みが得意ではなかったことや、曲の好みもはっきりしていて、ストライクゾーンもすごく狭かったので、
この曲好き!と感じる宿題をピアノの先生からもらえることは1年に4,5回?! 少ないですよね(笑)
なのでノリノリで練習することはとてもまれで、母親に「練習が嫌いならピアノを辞めてもいいのよ」と
何度も言われました。
その都度、自分なりにどうするか考えてみたのですが、答えはいつも「辞めたくない!」というはっきりした意思があったので、
練習するしかないなぁ。。。。という感じでした。
今でも練習しなくても、憧れの曲をすぐにスラスラ弾けたらいいなぁ~と思います♪
ピアノを習いたい!とピアノを始める小さな子供たちも、レッスンを開始して初めて、ピアノの難しさを感じているかもしれません。
そうなんです。ピアノは少し弾けるようになるだけでも、とても時間がかかるものなんです。
もっと練習して、もっとうまくなってほしい。
保護者の方の希望はあると思います。
でも、ピアノを全く弾けない人からすると、少ししか(そう思っているだけ)弾けなくても、
少し弾けるだけですごいことなんです!
ピアノが全然弾けない人からみると、両手をバラバラに動かして音楽を演奏するなんて奇跡です!
私は一度、全くピアノが弾けないお友達に「ドナドナ」をリクエストされ、
(音楽の教科書に載っている、ドナドナド~ナ~、ド~ナ~、子牛をのせて~♪ です)
え!? ドナドナ? 弾いたことないよ、と思いながら、音をさぐって弾いてみたら、
とてもとても感動してくれました(笑)
もちろん、上を目指すことは良いことです。
でも少しでもピアノが弾けるというのはすごいということ、成長していることを褒めてあげることを
保護者の方にも忘れないでもらえたらと思います。
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