導入期も初見練習
まだ5線の読譜に入っていない小さな子供たち、導入期の子供たちのレッスンでも初見の練習をしています。
5線のドレミは読めないので、レッスンの中で私がノートにひらがなで”どれみ””と指番号を書いて、
それを見てすぐに弾く練習です。
鍵盤の配置もまだ把握ができていないこの時期、そして練習する曲も短いのですぐに音や曲を覚えてしまい、
毎日の練習では楽譜を見ないで鍵盤を見ながら弾いていることが予想されます。
楽譜を見ながら弾くという習慣をつけることも大切ですが、
目で鍵盤や指を確認せずにそれぞれの配置の感覚をつかむ練習が必要です。
ドの右隣りがレ、という大人からすると当たり前のことが難しく、ラの左隣りがソ、なんて
パニック寸前!という子供たちも少なくありません。
自分の指を見ないで正しい指番号の指をすばやく鍵盤に準備する、というのも大人の想像を超える難しさがあります。
楽譜がまだ読めない導入の時期から、鍵盤感覚を養っていきたいですね。
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