6才でピアノを始める
昨日は、先月に体験レッスンに来てくれた6才の女の子の第一回目のレッスンでした。
体験レッスンの時にはとても緊張した様子でしたが、昨日は少しお話もしてくれました。
「パパとママが作ってくれたカタカナテストで、とてもよくできたこと。
88鍵のピアノがもうすぐおうちに届くこと。」などなど♪
ピアノレッスンを始めるのに、新しい大きいピアノがおうちに来ることはとても楽しみなことですね。
そしてカタカナがわかることも、テキストを取り組むにあたり、スムーズに音楽の勉強へと進むことができますね。
さて、6才という年齢。
きゅうに成長、変化がみられる時期だとずっと感じています。
小学校に入学するのが6才というのは、本当によく考えられている!と感心しています。
ピアノレッスンを始める子供たちの年齢は、4才後半から5才というのがとても多いですが、
6才になると、急にすべての面でしっかりするというか、とても成長を感じるようになります。
たとえば、レッスンに来るときにテキストをお母さんに準備をしてもらうのを辞めて、
自分で準備して確認するようになったり、
課題の宿題をうっかり忘れることが減ったり、生活面でも社会性が育っていると感じさせらることもあります。
レッスンにおいても、いま行っている練習が何のためなのか、どうして必要なのか、ということも
きちんと理解するようになり、自宅練習への自主性が出てきていることも感じます。
そういう時期にレッスンをスタートしてくれていたので、教える側としてやりやすいと感じているかというと、
実は、はやる気持ちを押さえて! と言い聞かせる側面もあるんです(^^;)
貴重な30分のレッスンの中で時間は無駄にしたくないので、あまりゆっくり過ぎたり、丁寧すぎたり
しないように気を付けながら、でも伝え忘れのないような慎重さは必要です。
自宅で1週間でできることも少なくはないと思うので、簡単だったり、少ない課題にならないようにしたいのですが、
やはり最初ですから、間違った自宅練習にならないように、充分な説明をわかりやすく伝えなければなりません!
バランスを考えながらレッスンの組み立てることは難しくもありますが、
生徒さんが楽しみながらレッスンに通い、上達することでさらに音楽を楽しんでもらうには、
どう進めればいいのだろう?と考えるのはやはりとても楽しい作業ですね♪
6才という年齢は習い事に始めるにはとても良いタイミングだと昔から言われていますが、
もう少し小さい年齢にレッスンを始めても、音楽、ピアノに楽しんで触れながら、
6才でさらにより深く音楽を味わえるようになる成長を見れることも、私の喜びの1つになっています。
当教室では年齢や個人に合わせて、楽しみながら基礎をしっかりと身に付け、
1人でピアノが弾ける、1人で音楽を楽しめるように、音楽的自立を目指した指導をしています。
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