ピアノ導入のリトミック
ピアノを弾いていて、音を間違えるとすぐに止まってしまう。
音もリズムも間違ってはいないのだけれど、♩4分音符がほんの少し短かったり、♪8分音符が長かったり、流れがバチっと決まらない。
ピアノを習い始めの頃に時々このようになることがあります。
これは「拍子感が身についていない」ことが原因の1つです。
「2分音符って何拍?」「2拍」
「4分音符は?」「1拍」
きちんと理解はしているのですが、リズムをたたいたりピアノを弾くと、少しずれてします。
本人は何拍のばすのかをしっかり理解しているので、どこが良くないのか自覚しにくいこともあり、
直すのは難しい一面もあります。
拍子感とはなんでしょうか?
それは「一定の間隔(小節)で打たれる拍にまとまりを持たせる」ということです。
ここで大事なのは まとまり です♪
まとまりを感じられるようになると、演奏途中でミスタッチがあっても曲の途中で止まってしまうこともなくなります。
音、リズムを1つずつクリアして曲を組み立てているのではなく、まとまりでとらえていますので、
ミスタッチがあっても拍子感を感じで、次へ進むこともできますし、
拍子(ひとかたまりの)中にリズムがすんなり収まるようになりますから、リズムがバチっと決まります♪
これらの拍子感は、「まとまり」を意識しながら体全体を使って表現することを積み重ねることで養うことができます。
ピアノ演奏は様々なことを同時に行っています。
リトミックではそれらを分解して1つずつ取り上げて楽しみながら身に付けていきます。
体全体を使って表現するレッスン。
これらのレッスンは年齢が少し小さい方が、恥ずかしがらずに無心になって体をいっぱいに使って活動できますので
より楽しく音楽的要素を身に付けていきます。
音の高低
リズム
音の強弱
ニュアンス
フレーズ感
拍子感 などなど。
いきなりピアノレッスンを始めても、子ども達はもともと吸収していく力がありますので、教えたらなんとなくできちゃいます。
でも、基礎がしっかりと確立されていないところに、積み上げていってしまったら、バランスの良くない演奏になってしまいます。
1才、2才の小さなこどもたちだけでなく、
ピアノを弾いてみたいな~、とピアノレッスンに興味のある4~6才のこどもたちもクラスに楽しく参加して、
音楽を体で感じながらレッスンを受けてくれています。
ピアノレッスンの前にリトミックレッスンを受けてみたい、体験してみたいなど、興味のある方は
お気軽にお問合せください。
piano122524@gmail.com
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