やりたい!時が始め時。小学生編。
先日は3歳の女の子のレッスンについて。
小さくても本人のやる気と集中力で、しっかりとしたピアノレッスンができるとお伝えしたのですが、
今日は小学校高学年になってからでもピアノは始められますか?と聞かれることも多いので、
そのことについて書きたいと思います。
小さい頃から始めるメリットに、本人はそれほど学習している意識がなくても時間をじっくりかけて、
音感やリズム感などが身体に染み付いていくということがあります。
その一方で小学4年、5年生から始めるメリットはいろんなことが頭で理解できるということです。
今やっている練習にどんな意味があるのか。これを練習するとどんな風に演奏がよくなるのか、など
練習の動機がはっきりすることはモチベーションアップに直接つながります。
それから、譜読みが比較的スムーズに行きます。
この譜読み、小さな子供たちにはとても難しいことですが、小学4.5年生では、
音階がせんの音符かんの音符と順番に並んでいることなどを説明すると
しっかり頭で理解することができて、覚えていない音でも自分で数えることが容易です。
手や指もしっかりしているので、長い時間練習しても疲れが少ないですし、集中時間も長いですね。
何より、小学4,5年生になって「ピアノを始めたい」と言ってくれるというのは、本当にやりたいんだと思います。
やりたいな、できるかな、と何度も自分自身で考えてくれていたのでしょう。
ピアノは練習しないと上手にならない、ということも理解していて、自分にそれができるか、悩んだ末の決意だと思います。
ピアノは本人のやる気と集中力。そして根気が必要な積み重ねです。
そういう事も解かる年齢です。
そういうことを理解した上で始めたレッスンでは、続けるという根気も培われますし、出来るようになることによって
自信にもつながっていきます。
決して、小3だから、小4だから、もう遅い…ということはことはありません。
やりたい!時が始め時。です♪
0コメント