練習を継続するには
現地校では長い夏休みがスタートしますね。
春から学校がオープンし、少しずつ登校日数や時間も増えてきて、
忙しい生活が戻ってきていたこどもたちも多かったと思いますが、
時間がたっぷり! の夏休み。
ピアノ上達のチャンスでもあるので、ピアノにも意欲的に取り組んでほしいと思います(^^)
さて、ピアノの上達は簡単ではなく、練習を積み重ねること、継続していくことが重要になってきます。
では、どうすれば練習を継続していけるでしょうか。
何かを継続する動機の一番はやはり「好きだから」。
誰でも好きなことは続けられますよね。
そして、もうすでに「習慣」になっていること。
これも続けることが大変ではありませんね。
ピアノの自宅練習において、やはりピアノが好きな気持ちが強ければ強いほど、熱がはいりますし、練習を忘れるなんてことはありません。
そして、ピアノ練習がもうすでに習慣になっている生徒さんも、
「朝、学校に行く前に練習」「夕ご飯の前に30分練習」と何かの後、何かの前に練習することが
しっかりと習慣にしているので、時間がなかった、、、と練習しない日が度々、、なんてこともありません。
それらの二つに加えて、継続のコツには「能力」もとても大事なんです。
やはり出来ないこと、難しすぎることを続けるのはかなり大変です。
やりたい! という意思だけで乗り越えるには厳しいものがあります(><)
では、ピアノ練習の継続における能力とは、まず最初に「読譜力」があげられます。
ピアノレッスンで新しい課題をもらい、自宅で練習しようと思った時に
読譜の力がしっかりと身についておらず、音が読めない、リズムがわからない、となってしまうと
投げ出したくなりますよね。
楽譜力と一言でいっても、いろんな能力が必要です。
音(ドレミ)がわかること。音の高さ、鍵盤の位置とそれらが結びついていること。
リズムがわかること。
拍子が感じられていること。
指をコントロールできること。
などなど。
そして、それぞれ個人によって、得意なこと、苦手なことが細かく違ってくるので、
どの部分を伸ばすのか、どの部分を補っていくのかを見極めながら、丁寧に指導しています。
レッスンをスタートさせる導入時期が本当に重要です!
それから、レッスン方法に予習型も取り入れています。
課題がしっかりと弾けていたら、サクッと合格!
「では、次の曲を弾いてみて」と
すぐに次の課題に取り掛かります。
初見演奏です。
これはレベルが上がれば難しくなりますが、簡単な曲の初見ができるだけでなく、
自分の課題のレベルの曲がある程度、初見で弾くことができなければ、自主的な自宅練習のハードルが高くなり、
継続することも大変になってしまいます。
この初見演奏については、間違っても大丈夫です。
間違いに気づきながら、できるだけサッと曲の最後まで弾いてみて、曲全体を把握することが
効率よく仕上げることにつながります。
1曲を上手に弾けるまでに時間がかかりすぎるのも、練習しよう! 弾いてみよう! と思う気持ちにブレーキをかけてしまいます。
ピアノをずっと続けるには、まず好きであることがポイントですが、
弾き続けるには、できる、弾ける、という能力もとても大事です。
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