楽譜を自分で理解すること
今週は、生徒さんの成長を時間できて幸せな一週間でした。
生徒さんは毎日自宅練習を重ね、毎週ピアノレッスンに取り組んでいますので、
毎日実力アップのパワーが蓄積されています。
ただ、毎日、毎週表に現れるわけではなく、バケツがいっぱいになり、あふれ出た瞬間、
本人も周りにもわかりやすく、
ぐん!と伸びるタイミングがやってきます。
なので、不定期ではありますが、ある一定のタイミングですごくうれしい、
幸せななタイミングがやってきます。
そして、今回のタイミングでは
「自分の力で楽譜をしっかりと見て、そして理解して、
より良い演奏になるように正しい練習をしてくれているんだなぁ。。。」と実感致しました。
楽譜には答えが書いてあります。
私の一番大事にしていることは、演奏する曲をどう表現するかということ。
曲のストーリーを表現すること、それを楽しむことです。
単純にいうとその曲は楽しい曲なのか、悲しい曲なのか。
楽譜にある音やリズムだけを正確に弾いても表現することはできません。
でも最初は音やリズムを正確に演奏することも難しいですし、
それに精いっぱいになりがちです。
楽譜には音やリズム以外にもたくさんのことが書かれています。
それらを常に見る習慣が大切です。
そして、その曲のストーリー展開のヒントを読み解く力が必要です。
上級者とピアノを始めてまだ2、3年の学習者では
同じ楽譜を見ていても、それぞれの認識には大きな違いがあります。
いつもお話していますが、ピアノを演奏するには様々なことを同時に行っていて、
それらを無理することなくできるようになる訓練が必要です。
私はできるだけ早い段階で、楽譜を見て理解することができるように努めて
指導しています。
そうすることで、自宅練習の目的もはっきりしますし、何より楽しくなります♪
それぞれの生徒さんがそれぞれのタイミングでぐん!と伸びる瞬間があるのを
毎回楽しみに私もレッスンに取り組んでいます♪
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