ピアノを始める年齢
ピアノレッスンを始める年齢で多いのが、だいたい5才くらいでしょうか。
手指を細かく動かすことや、先生の話すことの理解度が格段にアップしてくる頃。
それに加えて、学習意欲も増してくる年齢ということもあって、
自分で「ピアノやりたい、習いたい!」と口に出してはっきりとお母さんたちに
伝えることも多いと思います。
それから、保護者おとうさん、おかあさんたちがピアノ経験者の場合、
自分たちもその頃にレッスンを始めたということもあるので、そろそろかな、と思うこともあるかもしれません。
私の教室ではほとんどが幼稚園から中学生の生徒さんが多いのですが、
大人の方もいらっしゃいます。
「どうしても ○○○○ が弾きたい!」という気持ちをあきらめきれず、始められました。
もちろん、個人差はありますが、今までの私の経験では、大人になってから始めても
指というのはけっこう動きます♪
レッスンを始められて、ご本人も「思っていた以上にうごきますね」と驚かれます。
そして、楽譜を読んだり、曲の成り立ちを理解する力は子供たちよりはるかに高いですし、
練習の肝となる、「なぜこの練習が重要か」ということをすっと受け止めてくださるので、
無駄のない効率的な練習ができるので、とても進度が早いです。
こどもたちの場合は、小学3年生くらいで始める子も割と多いんです。
小さい時から興味があったけど、なんとなく始めずにいた。
でもやっぱりやりたいなぁ。。と思う頃なんでしょうか(^^)
この年齢でも、やはり理解力という点においてはかなりのアドバンテージです。
楽譜を読み解く力もありますから、それはとても大きな強みです。
そこに、楽譜には直接記されていない、リズムや拍子から感じるノリや揺れ。
練習する中で感覚的に身に付けていく部分というのは、ある程度の時間が必要なので、
レッスンではより積極的に取り入れて指導しています。
ピアノだけに限らず、何でもやりたい時は始め時だと思います。
何をするにも、本人「やりたい!」という気持ちが一番の秘策(?コツ)です。
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